PACコインハードフォーク - 養分脱却への軌跡

PACコインとは？

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私はBTC FXを始める前に現物買い=単純に資金を拠出して仮想通貨を買い、値上がりを待って利益を上げる投資を行っていました。

はじめはBTCやETHなどのメジャーコインを買っていましたが、私が仮想通貨に参入したのは昨年の11月末。既にBTCが100万円を超えた後だったので、大して資金投入できない私はメジャーコインを買っていてはいつまで経っても保有数が増えず利益を挙げられないだろうと感じました。

そこで目を付けたのは草コイン。

まだ大して価値の無いコインを少額の資金で大量購入して大幅な値上がりを待つ方法に転換しました。その際購入したのがPACコインです。

このPACコインですが買った当初0.01円くらいと激安ですw（今はもっと安いです）

私は約11万枚保有しているんですが、たった1,000円分くらいです。余ってたBTCの端数で購入しただけなのでほんとごく僅か。それでも11万枚なので、仮に1PACが1,000円にでもなろうもんなら一気に億り人w

まぁそんな夢を抱きながら持ってるわけですが、巷では詐欺コインのレッテルを貼られています。なぜかと言うと、当時PACコインはホワイトペーパー（コイン発行後の具体的な発展スケジュールみたいなもの）が発表されておらず、開発も止まっていた為です。

ところが2017年12月にプロジェクトチームが一新され、かなりスピーディーな開発が進んでるようで、実際1月には公式サイトがリニューアルされ、公式サイトに続きPACユーザー向けのポータルサイトも現在は公開されています。さらに、2018年2月には、ロードマップが公開され、2018年3月には、ハードフォークが行われ新通貨【$PAC】というのが誕生します。

ハードフォーク？バーン？

仮想通貨にはたまにハードフォークやらバーンやらロックアップやらが起きます。私は専門家ではないので細かい仕様については説明できませんが、簡単に言うとハードフォークは「分裂」なのである日を境に新しいコインが誕生し、旧コインも市場に残ります。分かりやすい例は、ビットコイン（BTC）がハードフォークしてビットコインキャッシュ（BCH）が誕生したのと同じですね。互換性はありませんが、どちらの通貨も市場で取引されています。

バーンとは【消却】です。例えばビットコインは2,100万枚が発行上限とされていますが、1,000万枚バーンしますと発表があれば、上限が1,100万枚になります。ポイントはバーンの実施はコインの仕様に影響は無く、単純に数が減るだけです。ただ、数が減ると言う事はその分価値が上がるので値上がりするのが普通ですね。

ロックアップとは【凍結】です。先程のビットコインを例に考えると、発行上限2,100万枚の内、既に市場に1,100万枚出回っているとします。残りの1,000万枚はまだ市場に出ていないのでその内500万枚をロックアップするとします。そうするとロックアップされた500万枚は定められた一定期間市場に出回る事はなく、市場に出回っている+将来出回る可能性があるコインの上限が1,100万枚+500万枚=1,600万枚となり、ロックアップ前の上限2,100万枚から500万枚バーンしたような状態となる為、やはり価値が上がる可能性があります。ただ、ロックアップ期間が有期であればいつかはロックアップされてるコインも市場に出回るので、その際にはインフレが起きますね。ポイントはロックアップもバーン同様コインの仕様に影響はありません。

なぜハードフォークなのか？

PACコインは発行上限3兆枚ですw

果てしなく多い為完全インフレ、その為1枚あたりの単価は激安です。3/1にPACコインはハードフォークするとの発表がありましたが、現在相当数のPACコインが市場に出回っている中ハードフォークで新たに$PACコインが誕生し市場に出回ればただコイン増えるだけじゃん…と最初は思いました。

ところが新通貨$PACはPACとの交換でしか手に入らないとの事、しかも1$PAC=1,000PACだそうです。と言うことは、PACは$PACを得る為に市場から消え、3兆枚という莫大な枚数が1,000億枚になりインフレを一気に解消する事となります。従って$PACの価値は高くなる可能性が大いにありますよね。

また今回のハードフォークで、通貨の仕様自体が大きく変更となっています。送金スピードの向上や匿名性の追加等ちょっとアップグレードされます。これは開発が止まっていたPACを諦め、全く別物のコインを作りましたって事です。開発陣を一新したからですね。ただ数を減らしてインフレを解消するだけならバーンで充分対応できますが、ハードフォークとしたのはこの為かと思われます。